今販促用として注目されているOPPとは?

昨今の販促活動では、駅前等の販促チラシ配りやご家庭へのポスティングにおいて、ビニール袋に入っているものが多いと思います。このビニール袋の性質や違いについて考えてみたことがありますか?販促活動に必要な資金繰りを考えるにあたっても、実はチラシを挿入する袋についての重要性は欠かせない点の一つとなっております。

ここでは、このビニール袋の細かい性質についてみたうえで、どのような販促活動を展開できるか考えてみましょう。

OPPについて

販促活動等幅広い分野で利用されているOPPですが、このOPP、正式名称では「二軸延伸ポリプロピレンフィルム」と言います。

●原料
ホモポリマー、コポリマー、ターポリマーといったものを原料としております。詳細は後述しますが、CPPと比べるとMFR、別名メルトフローレートと言われる粘度の高いものが使用されております。

●フィルムの製膜方法
二軸延伸法によって製造がされております。縦方向にも横方向にも延伸はされるのですが、その延伸条件で各メーカーの間の物性といったものに若干差がでてきます。二軸延伸することから、引っ張り強さや弾性率及び衝撃強さが高くなりまして、分子の配向が進んできまして、引き裂き易くなってきます。ほかにも結晶化度が高くなることで耐熱性、バリア性についてが向上していきます。

●フィルムの特徴
二軸延伸することによりまして、シール層の厚みについては後述するCPPよりも薄くすることが可能となっております。ラミネート品の表資材で多く使われているOPPと二軸延伸ポリエステルフィルムといわれるPET及び二軸延伸ナイロンフィルムといわれるONYの3つのフィルムについての特徴について単純比較ですが、簡単に図式化してみました。

1.機械的性質や伸びにくさといった強度・・・PET>OPP>ONY
2.腰が有無・・・PET>OPP>ONY 
3.引張り強さ・・・OPP=PET=ONY
4.衝撃強度・・・ ONY>OPP>PET
5.突刺強度・・・ ONY>OPP>PET
6.耐ピンホール性 ・・・ONY>OPP>PET
7.科学的性質や透湿度 ・・・OPP>PET>ONY
8.酸素透過度 ・・・ONY>PET>OPP
9.保香性 ・・・PET>ONY>OPP
10.耐薬品性・・・ OPP>PET=ONY
11.熱的性質や耐熱性 ・・・PET>ONY> OPP 

OPPは、防湿性については、PETやONYに比べまして格段に良いといわれております。ただし酸素のバリア性については格段に悪くなっております。OPPの酸素バリア性をカバーするため、ポリ塩化ビニリデンフィルムといったPVDC等の材料コーティングしているものや、バリア材といったものを加えて、酸素バリア性を付け加えたものが製造されております。

INFORMATION

2016/04/06
CPPについて ページ更新しました。
2016/03/30
OPPの使われ方とそのタイプ ページ更新しました。
2016/03/26
今販促用として注目されているOPPとは? ページ更新しました。
2016/03/22
IPPというものもあります ページ更新しました。
2016/03/15
CPPの使われ方とそのタイプ ページ更新しました。
Page Top